巨人・菅野智之投手(33)が30日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億円減の年俸5億円の単年契約でサインした(金額は推定)。
今季は、けがや新型コロナウイルス感染で離脱したが、シーズン終盤に本来の安定感を取り戻し、10勝7敗、防御率3・12。「やれた部分と、もうちょっとできた部分が両方ある。ただ、後半戦はある程度自分の形に戻りつつあった」と振り返った。
12月に米ハワイで行う自主トレーニングには、山崎伊や堀田ら若手投手陣に加え、大城卓三捕手(29)も参加するという。経緯については「彼ももう1個先に抜けるにはいろいろ僕が必要だなと思うところがあって。12月はバッティングをしなくていいと言ったので、みっちりトレーニング、あいつ(大城は)足が遅いのでバンバン走らせて。あとは若い投手も(山崎)伊織と(堀田)賢慎も来るので、キャッチャーからの目線で教えることもある。彼自身のいい時間になると思いますし、伊織とか賢慎、僕にとってもいい時間になる」と説明した。
今オフは、昨年に続き海外FA権を行使せずにチームに残留。来季に向けてエースは「イニング行ったら200イニング。球団からも言われている通り貯金は10個つくる。15勝くらいいければ。最多勝も取れたらいいなと思います」と決意を新たにした。
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