日本代表主将・吉田麻也がスペイン戦へ、東京五輪のリベンジ期する「こんなに早く借りを返せるチャンスが来るとは。次こそ結果を」 日本代表DF吉田麻也が30日、オンライン取材に対応し、スペイン代表戦への意気込みを語った。
カタール・ワールドカップ(W杯)グループEでドイツ代表相手に白星発進を決めた日本だが、27日の第2節ではコスタリカ代表に0-1で惜敗。日本時間12月2日に行われるスペイン代表戦で2大会連続の決勝トーナメント進出を目指す。
ここまで2試合連続フル出場している主将の吉田は日本サッカーの進化について、「強くなってると思います。ロシア大会に限らず、日本はJリーグ発足から30年、間違いなく進化、レベルアップしています」と口にしつつ、結果を出すことがその一番の証明になると強調した。
「(森保)監督も悲劇を経験していますが、W杯に出れなかった時からどうやったら出れるのか、勝てるのかを日本は考えてやってきました。その一部として携われる嬉しさや、もちろん責任も感じています。ロシアの壁を越えて、見たことない景色をというところでやってきた」
「ただ、進化・成長してるのは間違いないですが、同時に他国もレベルアップしています。付いていく、もしくは追い越していくのは、このような国際大会の試合で結果を出すこと。自分自身そこにフォーカスしてエネルギーを注いできました。とはいえ結果がすべての世界。結果を出してこそ。成長したと言えるのは結果が出てから」
そして、吉田を含む複数選手にとっては、昨年に行われた東京五輪・準決勝で敗れたスペインとの再戦に。吉田は五輪に出場した選手も主力を担っているスペインについて、「特にディフェンダーに関しては相手のことを知るのは非常に大事。相手のやり方や特徴を掴むのは実際に対戦するときに大事です。だからこそ五輪で対戦した経験は活きるはずです」とプラスになることを強調し、リベンジを期した。
「相手の特長や、カテゴリーは違えど戦い方やボールの動かし方は基本的にスペインはそれほど変わらないです。頭にイメージが湧いているのはプラスになります。負けたからということもあるが、こんな早く借りを返せるチャンスが来るとは。僕だけでなく五輪に出場した選手は皆、そう思っているはず。もう一度チャレンジして、次こそは結果を掴みたいです」(Goal.com)
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