【ニューヨーク28日(日本時間29日)】米大リーグ、レンジャーズが、海外フリーエージェント(FA)権で大リーグ移籍を目指す千賀滉大投手(29)とジャイアンツからFAの先発左腕カルロス・ロドン投手(29)獲得の最有力候補だとスポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が伝えた。
レンジャーズが大型補強に動くか。同記事は「FA市場の動向を予想することは毎年難しい」としながらも「現時点でカルロス・ロドン、あるいは日本の千賀滉大の獲得にはレンジャーズが他の球団よりも自信を持っているようだ」と今オフ注目となる先発2選手の争奪戦をリードしているという。
レンジャーズは今季12勝を挙げたペレスとクオリファイング・オファー(QO)で再契約し、今オフはブレーブスからオドリッジをトレードで獲得。メジャー通算60勝の右腕グレイと、先発ローテーションの3選手は埋まっており、残りの2枠は若手のダニング、オットー、ラガンズが候補になっているが、チームは今オフ、さらなる先発補強に動くと見られている。
千賀は今月レンジャーズの本拠地・ダラスや、メッツのニューヨーク、パドレスのサンディエゴなど複数の都市を訪問。同記事ではメッツの先発補強について「千賀とバーランダーにも興味を示しているが、メッツはデグロムとの再契約に一番力を入れているようだ」と伝えている。
左腕ロドンは今季自己最多の14勝(8敗)を挙げ、防御率2.88の好成績をマーク。今オフ市場ではデグロム(メッツFA)やバーランダー(アストロズFA)に並ぶトップ先発FAとして去就先が注目されている。
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