今季、143回⅓を投げた小島は色紙に「一イニングでも長く」と目標をしたためた(代表撮影) ロッテ・小島和哉投手(26)が28日、ZOZOマリンスタジアムで契約交渉し、600万円増の年俸6800万円で更改。サッカーW杯の森保ジャパンから刺激を受け、今季3勝11敗からの飛躍を期した。
「(試合を)リアルタイムで見ています。同じアスリートとして、一ファンとして、すごいなと思っています」
コスタリカ戦後半 FKでゴールを狙う日本・相馬勇紀気分転換にサッカーゲームを行う小島は、代表選手と接点があった。FW相馬勇紀(25)は同じ早大OBで同学年。「面識はないが、たぶん、同じ授業を受けていた。同い年で、トップの試合に出ているのはすごいなと感じた」と目を見開いた。
途中出場した23日のドイツ戦で同点ゴールを決めたMF堂安律(24)のインタビューにも触発された。「俺が決めるという気持ちで入りました」と振り返ったことに、「すごく自信に満ちあふれた受け答えをしていた。まねはしなくても、自分のやってきたことに自信を持って試合に入っていけたら」と前向きに話した。
今季は黒星が先行したが2年連続で規定投球回に達し、防御率3・14。「長いイニングを投げて、一年間ローテーションを抜けることなくチームに貢献したい」。〝侍ブルー〟の闘志を5年目の来季につなげる。(広岡浩二)
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