コスタリカ戦のパブリックビューイング会場で盛り上がる日本サポーター サッカーW杯カタール大会が盛り上がる中、日本のファンには29日の第10日以降、カタールとの時差に苦しむ日々が始まりそうだ。
日本とカタールの時差はマイナス6時間。これまでは4試合開催の場合、日本時間午後7時、午後10時、深夜1時、早朝4時と2試合は日本のファンがテレビ中継を見やすい時間帯に開催されてきた。しかし、1次リーグ最終節は同組同時キックオフとなるため、深夜0時に2試合、早朝4時に2試合という形式になる。
日本の1次リーグ最終戦のスペインは日本時間12月2日午前4時開始と日本のファンにはかなり厳しい時間帯に開始される。また、決勝トーナメントも16強、8強は各日深夜0時、早朝4時開始が1試合ずつ組まれ、準決勝は2試合とも早朝4時開始。決勝戦は深夜0時開始で、W杯後半戦はテレビ観戦するには寝不足との戦いとなる。
ただ、それでも、4年後よりはましかもしれない。深夜早朝の試合であれば、睡眠時間を削ることで試合観戦は可能だが、次回の26年大会は米国、カナダ、メキシコの3カ国共催となる。東ならマイナス13時間、西ならマイナス16時間だ。例えるなら、米大リーグの中継が行われている時間帯にW杯の試合が行われるイメージだ。日本のファンが平日の出勤、通学前に見られるのは東開催のデーゲームのみという、カタール以上に厳しい戦いが予想される。
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