第34回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞した市東さやかさん(フジテレビ提供) 第34回フジテレビヤングシナリオ大賞の受賞会見が29日、東京・お台場の同局で行われ、市東(しとう)さやかさん(30)が応募1535作品の中から大賞を受賞した。
「選考が進んでだんだん途中から怖くなってきて、『途中で誰か止めてくれないかな』って思ってしまうくらい怖いところもあった」と心境を吐露した市東さん。兵庫県出身で、現在は神戸市看護大の大学院生。「受賞できなかったら就職するつもりだった」という。
受賞作「瑠璃も玻璃も照らせば光る」は、ヤングケアラーの17歳の女子高生の青春を描いた。12月27日午後1時45分から同局系で放送予定。
同大賞はこれまで坂元裕二氏や野木亜紀子氏ら人気脚本家を輩出してきたコンクール。昨年大賞に輝いた生方美久氏は、川口春奈(27)主演で現在放送中のフジテレビ系ドラマ「silent」(木曜後10・0)の脚本を担当している。
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