仮契約を終え、会見で撮影に応じる巨人ドラフト3位の国学院大・田中千晴(撮影・佐藤徳昭) 巨人のドラフト3位・田中千晴投手(22)=国学院大=が29日、東京都内のホテルで入団会見に臨み、「日本球界を変える投手になりたい」と大きな目標を掲げた。
最速153キロの直球とフォークボールが持ち味の189センチ右腕。準優勝した明治神宮大会を終えて球団と入団交渉し、契約金6000万円、年俸1000万円で合意した。背番号は大学の先輩の矢野謙次(日本ハムアマチュアスカウト)も付けた48に決まった。
矢野と同様に先輩にあたる嶋基宏(ヤクルトバッテリーコーチ兼作戦補佐)の名前も挙げ、「愛される『国学院の魂』みたいなものを受け継いでいければ。先輩の意志を継いで、東京ドームのマウンドで威風堂々と投げられたら」と母校愛をにじませた。
対戦したい打者はヤクルト・村上。「何回投げても抑えられるような投手になりたい」。スケールの大きさが魅力だ。(鈴木智紘)
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