取材に応じる日本代表・森保一監督=ドーハ(撮影・村本聡) サッカー日本代表合宿(28日、ドーハ)W杯カタール大会1次リーグ第2戦、コスタリカ戦に0ー1で敗れて一夜明けたこの日、森保一監督(54)が全体練習前に取材に応じた。
「気持ちは切り替わっている。反省するところは反省して次へ進みたい」。コスタリカ戦は攻勢を強めながら、一瞬のミスから決勝点を奪われる最悪の展開。攻撃が最後までかみ合わなかったことが響いた試合だったが後半36分、失点の要因を作ってしまった主将DF吉田麻也(34)のクリアミスが大きかった。
試合後、吉田と話をしたかと問われた指揮官は「26人を選んだのは私だし、試合に向けて選手を起用したのも私の決断です」と断言した。その上で「これまで、マイボールを大切にするというコンセプトでやってきた。彼もぎりぎりまで考えた上で、あのミスだったと思う。ミスかどうかもわからないし、私の要求を彼は実践してくれた」と擁護した。
いずれにしろ、最終戦のスペイン戦は勝利が求められる。「負けても、次の力にしていけたらいい」と森保監督は必死に前を向いた。
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