北川さんは「23歳。青春の終わりかけ。甘くて切なくて辛くて痛い日々でしょうか? すずさんと永瀬君。ずっと書きたかったお二人です」と2人を想定して書き下ろした作品だと告白する。
すずも北川作品の主演に「こんなにも贅沢な愛おしい時間を体感できるなんて」と大感激。打ち合わせで役にピッタリと言われ、「うれしいけど、野性的に見えるの?」とちゃめっ気たっぷりに語りつつ、「胸を張って全員を引きずり回せるよう、努めてまいります!」と熱演を誓った。
一方、永瀬は「空豆と音がどのような夢を見つけるのか、2人の関係はどうなっていくのか、僕自身も、とても楽しみで仕方ありません」と今からワクワクを抑えきれない。すでに撮影はスタートしており、2人は初日から息の合った掛け合いを見せているという。
まだ何者にもなっていない20代前半の男女が、励まし合い、時にけんかをしながらも互いの夢を追う。最強タッグで紡ぐ青春ラブストーリーは、殺伐とした時代に爽やかな風を吹かせそうだ。
★物語 九州の片田舎で伸び伸びと育った浅葱空豆(すず)は、男勝りの性格と行動力で周囲を振り回す野生児のような女の子。幼なじみの婚約者を追って上京した先で、フリーターをしながらパソコンで楽曲を作り、リリースする作曲家としての成功を目指す青年、海野音(永瀬)と衝撃的な出会いをする。それっきり一生会うことはないと思っていた2人だが、なぜか東京の片隅で下宿生活を送ることになり…。
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