大金星のモロッコを英解説陣が絶賛!「スタジアムの力は最高」…一方ベルギーには「ファイトも情熱もない」 カタール・ワールドカップでベルギー代表を下したモロッコ代表。イギリス『BBC Radio 5 Live』解説陣もその戦いを絶賛した。
グループF第2節で、ベルギーと対戦したモロッコ。FIFAランキング2位で優勝候補の一角であった強豪相手との大一番、ボール支配は許しながらも73分にサビリ、後半アディショナルタイムにアブフラルがネットを揺らし、強豪相手に2-0と大金星を挙げた。
ワールドカップでは実に24年ぶりとなる勝利を飾ったモロッコ。この試合を『BBC Radio 5 Live』で解説した元イングランド代表FWディオン・ダブリン氏は、「モロッコの選手は血と、汗と、涙を流しながら、素晴らしいプレーを見せた。シイェシュは歩くこともできないほど疲れているが、そういうことだ」とその戦いぶりを絶賛している。
また同じく元イングランド代表MFジャーメイン・ジェナス氏も「なんて素晴らしい夜なんだ! スタジアムのエネルギーは信じられない。ここにいるすべてのファンがこの瞬間にふさわしい」と手放しで称賛。さらに『Match of the Day』でコメンテーターを務めるガイ・モーブレー氏も「モロッコにとって、ワールドカップ最高の瞬間であることは間違いない」と奮闘したチームに賛辞を送った。
一方で敗れたベルギーについて、ジェナス氏は「彼には誰かの魔法が必要なんだ。この試合中、何も見せてくれなかった」と酷評。また、元アルゼンチン代表DFパブロ・サバレタも「ファイトも情熱もない」と辛辣に評価している。
これで勝ち点4を獲得し、暫定ながらグループFの首位に立ったモロッコ。12月1日にのグループ最終節では、カナダ代表と対戦する。(Goal.com)
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