日本代表のユニホームを着て森保ジャパンを応援した高地。スペイン戦の勝利を信じている 人気グループ、SixTONESの高地優吾(28)が27日、サッカーW杯カタール大会1次リーグの日本対コスタリカ戦をテレビ観戦後、サンケイスポーツの取材に応じ、0-1で惜敗した森保ジャパンにエールを送った。試合は日本が主導権を握りながら、後半のワンチャンスを決められた悔しい敗戦。決勝トーナメント進出をかけた12月2日のスペイン戦に向け、「攻撃的なサッカーをしてほしい」と勝利を願った。(取材・構成、渡邉尚伸)
小中学生時代に競技経験があり、グループきってのサッカー好きである高地が、大一番のスペイン戦に向けて侍イレブンの奮闘を願った。
高地は仕事を終え、マネジャー陣とコスタリカ戦をテレビ観戦。敗戦のホイッスルを聞くと、「全員が頭を抱えました」と肩を落とした。
日本は23日、W杯4度の優勝を誇るドイツに2-1の逆転勝ちで〝ジャイアントキリング〟を達成。コスタリカ戦はワントップにFW上田綺世(24)を起用するなどスタメン5人を入れ替えて臨んだが、勝利をつかめず、「上田選手は硬さがあり、いつものプレーが見られなかった。あとは、最初から南野選手や三笘選手といったドリブル突破できる選手を入れた方が良かったのかな」と分析した。
見せ場のない前半については「ビタビタに引いて守るコスタリカのペースに飲まれ、お見合いの時間が長かった」と消化不良の様子。後半は2度、ゴール正面で得た直接FKのチャンスを生かせず、「かつては中村俊輔さんのようなキッカーがいたけど、工夫もなく期待感を持てなかった」と改善点を指摘した。
日本は決勝トーナメント進出をかけて、12月2日にスペインと対戦。初戦でコスタリカを7-0で下した優勝候補相手に「日本がガチガチに勝ちにいくサッカーを見られるのは楽しみ。ドイツ戦のような熱量で戦ってほしい」と前向きで、「きょうの試合を途中まで一緒に観ていたメンバーのジェシーも、サッカー素人ながら『もっと攻めてほしい』と言っていた」と告白。「スペインに1-0でも勝って、もう1度〝ドーハの奇跡〟を起こせば目標のベスト8入りもいける」と森保ジャパンの躍進を期待した。
■高地 優吾(こうち・ゆうご) 1994(平成6)年3月8日生まれ、28歳。神奈川県出身。2009年5月24日にジャニーズ事務所入り。15年にSixTONESを結成し、20年1月に「Imitation Rain」でCDデビュー。来年1月4日にアルバム「声」を発売。同日の横浜アリーナ公演を皮切りに6都市26公演の全国ツアーを開催する。175センチ。
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