GK権田修一、失点場面に「緩いシュートでタイミングが合わなかった」 スペイン戦でのGL突破へ「すべてが終わったわけではない」 日本代表GK権田修一が、コスタリカ代表戦を振り返った。
グループE初戦でドイツ代表に逆転勝利を挙げ、第2戦のコスタリカ戦に挑んだ日本。ボールを握りながら積極的に攻撃に出るが、なかなかゴールまでつながらない。すると82分、クリアがルーズになったところから最後はケイセル・フレールにネットを揺らされ、そのまま0-1で敗れている。
一瞬の隙を突かれて失点し、そのまま敗れた日本。権田は「色々な結果が想定される中で、一番望んでいない結果というか、一番良くない結果なのは間違いないかなと思います」と敗戦に落胆を隠さず。「相手が割りきって3バック、5バックでやってくれる中で『そう簡単には崩せないかな』と見ていても思いました。その中で、後ろの仕事はまずは(失点)ゼロで終えること。枠内シュートはあの1本だけだったので、そのワンチャンスをしっかり防ぐ準備もしていましたし、僕を含めて守れなかったところがすべてかなと思います」と語っている。
ドイツ戦では25本のシュート(枠内9)を浴びながらも、4本連続ストップなどビッグセーブを連発した権田。しかし、この試合では4本のシュート(枠内1)で失点することに。やや前に出ていた中でケイセル・フレールのシュートは手に当てたが、弾ききれなかった。失点シーンについて、権田は「結局、最後枠にシュートが来たところを止めるのが僕の仕事。逆に緩いシュートだったので少しタイミングが合わなかったところで、伸び切ってしまって力が伝わらなかったところがすべてかなと思います」と振り返っている。
これで1勝1敗となり、この後ドイツ戦を控えるスペイン、そしてコスタリカと勝ち点(3)で並ばれた日本。12月1日の最終戦はスペインと対戦するが、権田は試合後のチームの状況を明かしつつ、勝利を誓っている。
「みんな悔しそうですが、それは当然。すべてが終わったわけではない。試合が終わってすぐ『切り替え切り替え』ってなってるほうが逆に不自然で、やっぱりこの試合に対して悔しさがあるのは当然です」
「そこは前回のドイツ戦のあとも勝ったからすべてOKなんじゃなくて、しっかり反省もしたところが大事です。1勝1敗で3戦目を迎える状況になりましたけど、僕らがやれるのは次の試合で勝ち点3を取ること以外はない。そこに向けて準備するのがすべてかなと思います」(Goal.com)
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