映画「月はどっちに出ている」「血と骨」などで知られる映画監督で前日本映画監督協会理事長の崔洋一(さい・よういち)さんが27日午前1時、ぼうこうがんのため東京都内の自宅で死去した。73歳だった。訃報を受け、「月はどっちに出ている」で主役を務めた俳優の岸谷五朗が同日、事務所を通じて追悼コメントを出した。
「演劇しかやっていなかった私に、映画の世界からインビテーションをいただき、映画の面白さ、素晴らしさを教えてくださったのが崔監督でした。エネルギッシュで乱暴で繊細な崔組にしかない独特な撮影現場が大好きでした。まだまだ作品を撮っていただきたかった。残念です。ゆっくり天国で大好きなお酒をたくさん呑んでください」(原文ママ)
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