【ニューヨーク26日(日本時間27日)】大リーグ、マリナーズからフリーエージェント(FA)になっているカルロス・サンタナ一塁手(36)がパイレーツと1年672万5000ドル(約9億3560万円)で基本合意したと25日(同26日)大リーグ公式サイトなどが報じた。身体検査を経て正式合意の見込みとなる。
2010年にインディアンス(現ガーディアンズ)でメジャーデビューしたベテラン内野手は今季ロイヤルズとマリナーズでプレーし、計131試合で打率・202、19本塁打含む87安打、60打点をマーク。メジャー通算では13年間で打率・242、278本塁打、925打点、917得点で、自己最多タイの34本塁打を放った19年にはオールスターに初選出され、シルバースラッガー賞を受賞した。
またスイッチヒッターのサンタナは今季左打席でメジャートップとなる98・3%で守備シフトを敷かれたことから、公式サイトでは来季から導入されるシフト制限の恩恵を最も受ける選手の1人と予想している。
パイレーツは今月、一塁手の崔志万(31)をレイズからトレードで獲得。今季一塁手は打率・206、17本塁打と苦戦していることから2選手の補強で攻撃力アップを期待しているという。
再建中のチームは今季62勝100敗で地区最下位タイ。総年俸は5年連続で25位以下も、今オフはFA市場やトレードでさらに補強を行うと見られており、同記事では次は正捕手の獲得が必要だと指摘している。
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