コスタリカ戦前半の森保一監督=アハマド・ビン・アリ競技場(撮影・村本聡) 森保日本にとって12月1日(日本時間2日)のW杯カタール大会1次リーグ第3戦の相手はスペイン。国際連盟(FIFA)ランキングは7位(日本は24位)。
愛称は「ラ・ロハ(スペイン語で赤色)」。1920年に初めて代表戦が行われ、W杯は34年イタリア大会で初出場。今回で16度目。シャビ、イニエスタ(現J1神戸)らを擁した2010年南アフリカ大会で初優勝した。
日本とは01年に親善試合で1度対戦し、1―0で勝利。世代別代表では21年東京五輪準決勝で顔を合わせ、延長後半にアセンシオの得点で1-0で勝利した。
パスを回しながら相手を動かし、その穴を突く「ティキ・タカ」と呼ばれる戦い方が持ち味。今大会ではブスケツ、ペドリ、ガビらバルセロナ所属の中盤が舵取りを担う。1次リーグ初戦ではコスタリカに7―0で大勝した。相手の5倍以上の1003本のパスをつなぎ、シュートを1本も打たせなかった。