ボール回しで笑顔を見せる浅野。ジャガーが再び牙をむく(撮影・蔵賢斗) W杯カタール大会1次リーグE組の日本は27日午後1時(日本時間午後7時)からの第2戦でコスタリカと対戦する。日本が勝ち、同組のもう1試合でスペインがドイツに勝つか引き分ければ、日本の2大会連続4度目の決勝トーナメント進出が決まる。26日はドーハの拠点で最終調整。初戦でドイツを破る劇的ゴールを挙げたFW浅野拓磨(28)=ボーフム=は、2戦連発に意欲を見せた。
ジャガーよ、再び輝け―。FW浅野はコスタリカ戦を翌日に控えた練習で、シャツの袖もズボンのすそもまくり上げ、元気いっぱいに体を動かした。勝てば1次リーグ突破に大きく近づく一戦に向けて、森保監督との信頼関係を語った。
「監督の下でチャンスが回ったときに、持っている以上のものを発揮できる感覚はこれまでも持っていた。お互い信頼し合っているからこそ、奇跡って呼ばれるような結果が生まれてくる」
「ドーハの奇跡」と呼ばれた強豪ドイツからの大金星。1-1の後半38分、縦パスを受けて快足でゴールへ迫り、名手GKノイアーの顔の横をぶち抜いた。
この記事をシェアする