バルサ指揮官・チャビも日本代表のドイツ撃破に驚き!アジア勢の躍進に「欧州や南米のチームにも勝てるんだ」 バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が『GOAL』の独占インタビューに応じ、日本代表の躍進などに言及した。
現在行われているカタール・ワールドカップ。チャビ監督が現役時代にワールドカップ優勝やEURO連覇を飾ったスペイン代表は、日本と同じグループEに所属。初戦ではコスタリカ代表相手に7-0と圧勝を収めている。
そんなスペインについて、チャビは「優勝候補の1つだと思う。素晴らしい監督がいて、素晴らしい世代があり、ブスケツやジョルディ・アルバ、コケ、アスピリクエタと経験のある選手もいる」と期待を込めた。
「そして(コスタリカ戦は)これまでの世界大会の中で最高のパフォーマンスだったと思う。あの試合の後で期待も高まっているね。もちろん、困難な道程だ。スペインはいつだって私の心の中にあるし、優勝してほしいよ」
バルセロナで栄光を築いた後にはカタールへと渡り、そこで指導者としてもデビューしたチャビ監督。開催国はすでに敗退が決まっているが、「結果は残念だったね。彼らのことはよく知っているけど、自分たちのベストを発揮できなかったと思っている」とコメント。その上で、ドイツを破った日本など、アジア勢の躍進に言及した。
「でも、日本はまだ戦っている。韓国もそうだし、イランも……。サッカーは非常に均等であり、今大会でもそれが表れているね。アジアのチームはヨーロッパや南米のチームに打ち勝つことができるんだ」
そして、今大会の優勝候補に言及。「スペインに期待したいけど、予想は難しいね。試合を見ていると、すべてが均衡している。私が候補として挙げるとすれば、フランス、ブラジル、アルゼンチン。メッシと彼のチームを信じているんだ」とかつての盟友に期待を込めた。その上で、以下のように続けている。
「でも、予想するのは難しいよ。日本がドイツに勝ったし、サウジアラビアもアルゼンチンを撃破した……モロッコはタフだし、イランもウェールズに勝っている。どこも競争力があるし、よく組織化されているね」(Goal.com)
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