ワールドカップ(W杯)の戦術や傾向を分析する国際サッカー連盟(FIFA)の技術研究グループ(TSG)が26日、ドーハ近郊で記者会見し、メンバーである元日本代表監督のザッケローニ氏はアジア勢の日本とサウジアラビアが強豪国を破ったことに「サッカーは多くの国で発展し、どこもレベルは高い。この結果に驚いていない」と語った。
TSGは映像を交えて素早い攻守の切り替えからのボール奪取とクロスの有効性を説明。ザッケローニ氏は「すぐにプレスをかけることで自陣のゴールに向かって追いかける必要がない。体力的に厳しいが、交代枠は5人いる」と話した。
TSGによると第1戦の16試合でクロスからの得点は14ゴール。前回大会は同じ試合数を消化した時点で得点につながったクロスは3本だったという。(共同)
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