ボール回しをする堂安(中央)ら日本代表。25日は、コスタリカ戦に合わせた時間で練習を行った(撮影・村本聡) 23日の1次リーグE組初戦でドイツを2-1で下したサッカー日本代表は25日、中3日で27日に行われる第2戦・コスタリカ戦に向けてドーハで練習を行った。ドイツ戦で同点ゴールを決めたMF堂安律(24)=フライブルク=は仲間の思いのこもった背番号「8」をつけ、2戦連続ゴールを狙う。初戦は前半で交代したMF久保建英(21)=レアル・ソシエダード=は、積極的な戦いを誓った。
カタールのピッチに立てなかった仲間の思いまで、背負って戦う。ドイツ戦で同点ゴールを決めたニッポンの背番号8、堂安は、練習でもエネルギー全開。気温30度、熱い日差しが照りつけた練習場で、冒頭のボール回しから「今ボール触ったでしょ!」「ヘイ、しっかり!」と声を張った。
23日のドイツ戦で後半30分に同点弾。コスタリカ戦では、2002年日韓大会のMF稲本潤一以来、日本代表で2人目となるW杯での2戦連発にも期待が懸かる。これまで代表では背番号21をつけることが多かったが、今大会は背番号8を背負ってピッチに立つ。その思いを明かした。
「(関係者から)8番どう? と言ってもらって。(自分と原口)元気くんとの関係もおそらく知っていたと思う。何も聞かずつけることはできなかったので、元気くんとやりとりをした。『律につけてほしい』と言われた」
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