入団会見でフォトセッションに臨むオリックス・森友哉(左)と福良淳一GM=大阪市内のホテル(撮影・山田喜貴) 西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使し、オリックスに移籍した森友哉捕手(27)が26日、大阪市内のホテルで入団会見を行った。背番号は「4」。以下、会見での主な一問一答は以下の通り(テレビ代表取材)。
──今の気持ちを
森「すごくうれしく思います」
──オリックス移籍の決め手
「小学校6年生のときにオリックスジュニアで野球をやったのもありますし、中嶋さんが監督をやられて、捕手ということで、自分もまだまだレベルアップできるんじゃないかな、と思い決断しました」
──交渉の場で響いた言葉は
「すべてですね。本当に来てほしいと言っていただいたので、はい。すべてが響きました」
──相思相愛ということか
「はい」
──チームの印象は
「まず、投手陣の層が厚いなとは思っている。野手の方も打線の方も、つながりがすごくある打線。1番から9番まで切れ目がない。本当に自分が捕手やっていても毎年、苦労する打線」
──話したい、受けたい投手は
「みんなと話はしたいんですけど、山本くんとかはオールスターとかで何回かしゃべったりしたんですけど、今回同じチームになって、どんどん話、コミュニケーション取っていかないといけないなというふうには思っています」
──中嶋監督の印象は
「日本シリーズとかもテレビで拝見させてもらったんですけど、起用法がすごい。シーズン中とかも普段試合にあんまり出ていない選手が出た際にもその選手が活躍して、ヒーローになって。すごく持っているなと思います」
─中嶋監督は独特のインタビューも話題
「それはまあ、あれですよね。ちょっと、ああいう感じですよね。いや、いいと思います」
──中嶋監督と話は
「まだ決まってからは、報告はできていない」
──中嶋監督から捕手として学びたいところ
「自分もまだまだ成長しないといけないですし。そういうことも踏まえて、中嶋監督にいろいろ教えてもらえたらなと思っています」
──大阪に戻ってくる。大阪は
「あったかいな、と思います。自分も堺出身なんで、堺をもう一回、盛り上げられたらな、と。堺市も、盛り上げたい」
──京セラで打率・348。好相性
「なんか雰囲気、京セラドームの雰囲気は好きですね」
──景色などか
「色合いと景色が自分はわりと好きで。たまたまですけど、はい」
──大阪のファンの前で、どういった雰囲気のなかでプレーをしたいか
「どういうふうな雰囲気で? 難しいですね。盛り上がってくれるとは思うので、最初、まずはその期待に応えたい。一年間、その期待に応え続けたい」
──背番号が4番
「ずっとつけたかった背番号なんで、うれしいです」
──その理由は
「自分のラッキーナンバーでもありますし、自分がすごい憧れているメジャーのモリーナ選手が付けている背番号でもあるので、うれしいです」
──開幕カードが西武
「9年間、育ててもらった球団でもあるので、全力プレーでしっかり恩返しできたら」
──同期入団の山川とマスク越しで対戦。どんなイメージがあるか
「本塁打ももちろん、試合の雰囲気を一気に、ひと振りに変えられる選手。丁寧に慎重にリードできたらいいなと思う」
──怖いか、楽しみか
「楽しみですね。まだ怖さは対戦していないので分からないので、楽しみのほうがあります」
─ファンへメッセージ
「来季からオリックス・バファローズに移籍することになりました森友哉です。チームが2連覇して、来シーズン3連覇、自分もしっかり貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」
(個別質問)
──自身の見てほしいプレー
「自分の一番の武器はバットなんですけど、ここまで積み上げてきた守備面も見てもらいたい。守りの部分でも評価してもらいたい」
以下、福良GMの一問一答
──森選手獲得のいまの気持ちは
福良GM「いや~本当にうれしくて、ホッとしています」
──交渉の場では
「今年、優勝はしましたけど、これから強いチームを作っていく上で、森選手の力が必要だということを伝えさせてもらいました」
──期待するところ
「攻守ともにですね。打つ方は皆さん知っていると思うけど、守りの方でも今年うちのチームはだいぶ苦しめられて、野手もそのあとだいぶ尾を引いた。何試合も。そういうところに期待しています」
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