ドイツ番記者、日本に「3-1勝利」と予想も懸念点明かす 警戒する選手は「鎌田大地」 『GOAL』のドイツ代表番記者を務めるニノ・デュイト(Nino Duit)氏が、日本代表戦のスコアを予想している。
23日のカタール・ワールドカップ(W杯)初戦でドイツと対戦する日本。優勝候補の筆頭格とも目されるドイツとの試合では、日本が下馬評で不利となっており、デュイト氏も「3-1でドイツの勝利」と予想する。
とはいえ、ブンデスリーガで活躍する選手を多く擁するチームに対する警戒も緩めていない。
「日本はグループリーグで3番目に強いチームだと思いますが、初戦のドイツ戦で勝ち点1以上を取れれば次のラウンドに進出できるかもしれません。そして、日本にはブンデスリーガで活躍している選手がたくさんいます。ドイツは2戦目のスペイン戦で本当に大きなプレッシャーがかかるでしょう」
また、注目の選手には「フランクフルトでここ数週間本当に良いプレーをしている」として、鎌田大地を挙げる。さらに、久保建英についても「Rマドリードに行ったとき少年のように喜んでいました彼がどのように成長し、日本代表で主役になれるかどうかが気になります」と言及した。
一方、ドイツにも懸念点があることを明かした。
「多くのDFがコンディションを崩したり、些細なミスを犯す傾向があるため、ドイツのディフェンスは少し不安定です。アントニオ・リュディガーはチームで唯一のワールドクラスのDF。彼が初戦に間に合うかどうかは、ドイツ代表にとって非常に重要なことです」
リュディガーは状態が不安視され、大会目前の国際親善試合オマーン代表戦ではメンバー外となっていた。ディフェンス面の問題が明かされたが、攻撃面では「ドリブルは美しく、パスはクリエイティブで、シュートも上手い」と評するFWジャマル・ムシアラに大きな期待が寄せられているようだ。
さらに、サプライズ招集となったマリオ・ゲッツェについては「先発で出場することはないと思う」としつつ、「ベンチからチームに良い刺激を与えることができる選手で、大事な瞬間のためにいる選手だと思います」と、チームを支える役割として重要な存在であることを強調した。
日本の集大成をぶつけることが求められるドイツとの初戦は、23日の22:00にキックオフを迎える。(Goal.com)
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