大相撲九州場所初日(13日、福岡国際センター)5度目のかど番の大関正代(31)は小結翔猿(30)に押し出され黒星発進となった。NHKでテレビ解説を務めた北の富士勝昭氏(80)=元横綱=は、「内容は見ての通りじゃないですか。浮ついてどっしりしていけないのかね。やっぱり稽古してない。受けてばかりだね。舞の海に話を聞いてください」と苦笑した。
話を振られた向正面解説の舞の海秀平氏(54)=元小結=は、「印象的だったのは花道を引き揚げていくときの正代の表情を見ると、ずいぶん息が上がっていたんですよね。ですから幕下とだけ稽古をしているのでは、やっぱり力がつかないですよね」と苦言を呈していた。
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