最終日、プレーオフを制して優勝を決め、キャディー(左)と抱き合って喜ぶ石川遼=太平洋クラブ御殿場 三井住友VISA太平洋マスターズ最終日(13日、静岡県太平洋クラブ御殿場=7262ヤード、パー70)3打差2位から出た31歳の石川遼が5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの69で回り、通算8アンダーの272で並んだ星野陸也とのプレーオフを2ホール目で制して2019年12月以来、3年ぶりとなるツアー通算18勝目を挙げた。
今大会は10年、12年に続いて3度目の制覇。賞金4000万円を獲得した。
岩田寛と勝俣陵が通算7アンダーで3位、河本力が6アンダーで5位。前日まで首位だったプロ転向2戦目の蟬川泰果は76と崩れて4アンダーの8位だった。賞金ランキングトップの比嘉一貴はイーブンパーで19位。(出場65選手=アマ3、曇り、気温18・7度、南西の風8・7メートル、観衆7334人)
◆石川遼の話「正直、信じられない。優勝した実感がない。いろいろなことに取り組みながら、結果を出したいと思っていた。31歳になって、素晴らしい大会で勝ててうれしい。これに甘んじずに上を目指していきたい」
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