スピードスケートのワールドカップ(W杯)第1戦は11日、ノルウェーのスタバンゲルで開幕し、女子500メートルは北京冬季五輪銀メダルの高木美帆(日体大職)が38秒17で3位に入った。金旼善(韓国)が37秒55で優勝した。
男子1500メートルは山田和哉(高崎健康福祉大)が1分46秒90で5位、山田将矢(ウェルネット)が6位。ジョーダン・ストルツ(米国)が1分44秒89で制した。女子3000メートルは佐藤綾乃(ANA)の10位が日本勢最高だった。
男子団体追い抜きは格下のBクラスで一戸誠太郎(ANA)、土屋陸(白銅)、山田和の日本が1位となった。(共同)
◆山田和哉の話「(練習で負った左臀部の)けがのせいで、左足で押す時に全然力が入らなかった。ずっとふわふわした状態で滑っていた。余力はあるが、出し切れないレースだった」
◆佐藤綾乃の話「ブレード(刃)を替えて、いい感覚をつかめたレースになった。ストレートの1歩の伸びが楽に出て、変な力を使わないで一歩ずつ進むことができる」
◆堀川桃香の話「(女子3000メートルで12位に終わり)良くはない。最初からスピードに乗れず、思ったようにいかなかった。リンクに合わせた調整をできたら良かった」
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