ボラス氏が口にしたのは、オリックスでレギュラーに定着した2018年から5年連続で出塁率4割超、20-22年の3シーズンの三振数は29、26、41と少なさが際立っている点だ。日本ではクリーンアップを任されているが、メジャーでは1番タイプとして認識されている。
取材に応じる吉田正の代理人ボラス氏(共同)左翼手を求めている複数の強豪チームが移籍先候補となっている。ヤンキースは左翼手のベニンテンディとギャロがフリーエージェント(FA)となり、外野手が不足。昨季覇者のブレーブスは2人の左翼手がFA、ホワイトソックスは今季138試合出場のポロックがFA。また、ジャイアンツは左の好打者、ピダーソンがFAになった。
所属先のオリックスはポスティングシステムでの移籍を容認するか、態度を明確にしていないが、米メディアでは「2週間以内に正式発表される見通し」と伝えられるなどGM会議でも注目度は増している。
「どのチームも吉田のように出塁できる選手を必要としている」とボラス氏。日本屈指のスラッガーの需要が高まることは間違いない。
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