米大リーグのゼネラルマネジャー(GM)会議が、8日(日本時間9日)、米ネバダ州ラスベガスで開幕し、各球団の首脳や代理人らが集結し、本格的なオフシーズンが到来した。パドレスのダルビッシュ有投手(36)とカブスの鈴木誠也外野手(28)の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏(52)が日本メディアに対応。来年3月に行われる第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場について説明した。
先発投手の大黒柱として侍ジャパン入りするかどうか、注目を集めるダルビッシュは「現時点では(出場か欠場か)どちらかに気持ちが傾いている、というわけではなくニュートラルではないか。出場するかどうかは、大きな決断だから時間がかかる」と熟考しているようす。ダルビッシュは2023年が契約最終年である点、また日本代表として米国を離れ、家族と離れる時間が長くなることなどが懸念材料として考えられる。
また、メジャー1年目を終えた鈴木も出場は慎重に判断するもよう。
「難しい決断になるだろう。彼は日本チームでプレーし、優勝したいという強い希望を持っている。同時に、カブスのチームメートとシーズンに向けて準備することの大切さも理解している」とウルフ氏。侍ジャパンの鍵を握る2選手は、出場するか否か悩んでいるようだ。
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