1回、オーストラリア代表・アーロン・ホワイトフィールドの打球を処理する侍ジャパン・西川龍馬=札幌ドーム(撮影・水島啓輔) 侍ジャパン強化試合2022(日本-オーストラリア、9日、札幌D)侍ジャパン・西川龍馬(27)=広島=が「2番・左翼」で先発。一回の守備で打球が下腹部に当たるアクシデントに見舞われた。
一回、1死ランナーなしの場面、豪州のA.ホワイトフィールドが左翼の西川の手前に落ちる鋭い打球を放った。西川はこの打球を処理する際に体で止めたため打球が下腹部に当たるアクシデント。しばらく前かがみになって痛みをこらえた。
このプレーにテレビ解説を務めた内川聖一氏(40)は「人工芝の一番難しいところだと思うんですよ。天然芝だったら思い切って前に出て、スライディングして止めるって方法もあると思うんですけど、人工芝はどうしてもボールが弾みますし、後ろにやれないという思いがあるので体全体を使って止めに行くプレーになりましたね」と説明。
ともに解説を務める新井貴浩監督(45)がすかさず「痛いと思いますけど、大丈夫です」と断言。解説席がどよめく中、同じく解説の佐々木主浩(54)が「さすが監督。厳しいですね」とツッコむと、新井監督は「いえいえ、そういうわけではないです」と謙遜していた。
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