キャッチボール中、リラックスした表情を見せる今永=札幌ドーム 野球日本代表が8日、オーストラリア代表と9、10日に強化試合を行う札幌ドームで調整した。昨年12月に就任した栗山監督は初の国際試合に臨む。
9日に先発する今永(DeNA)は今回招集された若い投手陣のリーダー的な立場にある。滑りやすいと言われるWBC使用球への対応については、既に登板した選手の話を全体で共有していることを明かし「試合になれば(滑りを)感じないと、みんなが伝えてくれた。対応はさほど難しくないと認識している」と自信を示した。
札幌ドームでは6月に、日本ハムとの交流戦でノーヒットノーランを達成しているが「相手も違うし、そういう投球をしたのも昔のこと。新しい投球ができるように」とアピールを誓った。