東京六大学の秋季リーグで2季ぶりの頂点を狙う慶大は、5日からの最終週で早大と対戦する。勝ち点を獲得すればリーグ制覇が決まる大一番。巨人からドラフト2位指名され、戦後以降で16人目となる三冠王に期待がかかるた萩尾匡也外野手(4年)は「やることはいつもと同じ。あまり数字は気にせず、大事なところで一本打てるよう意識していきたい」と誓った。
最終週を残して打率・429、4本塁打、17打点と三冠をキープ。同学年の宮尾が打率2位(・389)につけており「(打たないよう)言っておきます」とおどけた。巨人で1753安打を記録した慶大OBの高橋由伸氏は3年時の1996年春に達成。大先輩と同じタイトルと優勝を手にプロの門をたたく。(武田千怜)
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