床運動の演技を終え、ガッツポーズの橋本大輝 =リバプール(共同) 体操男子で東京五輪2冠の橋本大輝(21)=順天堂大=が4日、英国のリバプールで開催されている第51回世界選手権の個人総合決勝で初優勝を果たした。日本勢の同種目制覇は5人目で、五輪と両大会での金メダルは内村航平に続く2人目の快挙。
初優勝の橋本は満面の笑みだった。(共同)
―鉄棒の着地は。
「絶対に止めてやる、と狙いにいった。止めた瞬間に『最高』って思った。(試合を)締めるってこういうことなんだなと思った」
―五輪と世界選手権の「金」は内村航平以来。
「初めて知った。航平さんは航平さん、僕は僕なので近づけたとかは、もうないかなと思う。僕は自分が納得いく演技を毎年更新していきたい」
―3度目の世界選手権で全種目通じて初の金。
「やっと取れた。三度目の正直ですね。団体総合銀メダルの悔しい気持ちもありながら、しっかり金メダルを取り切れたのはすごく大きな経験」
―海外メディアには英語で応じている。
「簡単に表現できる英単語を調べて少しずつやっている。体操と一緒で簡単なことから取り組んで、どんどん難度を上げていきたい」
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