日本サッカー協会は1日、ワールドカップ(W杯)カタール大会(20日開幕)に臨む日本代表メンバー26人を発表した。森保一監督が東京都内で会見し、選出した選手の名を読み上げた。
39歳の川島永嗣(ストラスブール)は、1998年フランスW杯から4大会連続で選ばれたGK川口能活、GK楢崎正剛に並んで最多となる4度目のW杯メンバーに選出。前回の2018年ロシア大会では35歳で日本代表のW杯メンバーとしては史上最年長記録となっていたが、今回の選出で自らの記録を更新した。
川島はテレビ朝日系の「決定!サッカーW杯日本代表メンバー発表SP」(後1・54)に生出演。「今回で4回目となるんですけれども、やはり何度目になっても選ばれる瞬間というのは鳥肌が立ちますし、本当に気が引き締まる思い。今回初めてW杯に出場するメンバーもやはり多いので、そういった意味で今回、準備期間も少ないですし、いい意味でそういう経験も伝えていけたらいい」と意気込んだ。
過去に例のない11~12月開催となる今回のW杯では、直前まで欧州などの各国リーグが行われており、事前キャンプは実施できない。招集された選手たちは、それぞれのリーグ戦が終了し次第、順次、カタール・ドーハのベースキャンプ地に集合する。11月17日に本大会前最後の強化試合、カナダ戦をUAE・ドバイで開催。23日に1次リーグ初戦のドイツ戦を迎える。日本は1次リーグE組に属しドイツのほか、コスタリカ(27日)、スペイン(12月2日)と戦う。