交通事故で緊急入院したまま帰らぬ人となった仲本さん。みんなが回復を願っていたが…=2011年撮影 交通事故で重傷を負っていたザ・ドリフターズのメンバー、仲本工事(本名・興喜=こうき)さんが19日午後10時22分、急性硬膜下血腫のため、入院先の横浜市内の病院で亡くなったことが分かった。81歳だった。葬儀・告別式の日程は未定。所属事務所が公式サイトで発表した。神奈川県警などによると、仲本さんは18日朝、横浜市西区の信号機のない交差点を横断中に車にはねられて緊急搬送。頭を強く打つなどして、緊急手術を受けていた。
国民的グループ、ザ・ドリフターズで特技を生かした「体操コント」などで笑いを届け、黒縁眼鏡姿で親しまれた仲本さんが帰らぬ人となった。
この日夜、所属事務所のイザワオフィスがHPを更新。「10月19日22時22分、急性硬膜下血腫のため、満81歳で死去いたしました」と報告した。葬儀などについては「ご親族を含めた関係各所と協議した上で後日ご報告をいたします」とした。
列島にショックが走った18日の仲本さん重傷のニュース。関係者によると、仲本さんは緊急搬送された横浜市内の病院で緊急手術を受け、その後は絶対安静の状態で集中治療室(ICU)へ。手術はいったんは成功したが、意識がハッキリしない状態が続いていた。病室では、内縁の妻の演歌歌手、三代純歌(みだい・じゅんか、54)が付き添い、懸命に看病したが、願いはかなわなかった。