楽天のゼネラルマネジャー(GM)を兼ねる石井一久監督(49)が18日、オンラインで取材に応じ、20日のドラフト会議で立大・荘司康誠投手(22)を1位指名すると公表した。
「球の力や変化球の切れは非常に優れたものを持っている。将来的にも主戦で投げられる、長くしっかりと先発の屋台骨を構築してくれる選手」
荘司は188センチの長身から最速154キロの直球を投げ下ろす本格派右腕。都内でスカウト会議を実施し、1位指名を決めた。
今季のチーム防御率3・47はリーグワースト。先発陣は岸、涌井、田中将、則本ら30代が多く、巻き返しを図るチームに若手投手の補強は最優先課題となっていた。これで1位指名の公表は巨人の浅野翔吾外野手(香川・高松商高)などに続き7球団目。公表した理由を指揮官は「当日まで決めかねたりとかも(過去に)あったが、早い段階で決まったので」とした。(加藤次郎)
この記事をシェアする