大阪の公式アンバサダーとしての決意を語るNMB48の加藤夕夏(中央)。左端は原かれん、右は貞野遥香=大阪市住之江区 ラグビー・リーグワン3部の大阪(旧NTTドコモ)は19日、大阪市内のクラブハウスで会見し、NMB48の加藤夕夏(25)、原かれん(21)、貞野遥香(20)の公式アンバサダー就任と、腎臓の病気で長期治療中の小学1年生、高橋理恩ジェイコブ君(6)の入団を発表した。
加藤と原は昨季に続いてのアンバサダー就任。それぞれ「ファンの架け橋となり、旋風を巻き起こせるよう応援したい」「勝利の女神になれるよう全力で頑張ります」と意気込んだ。
3人は今後、チームのPR活動やSNSでの情報発信などを行い、ファンの拡大を図る。
また、ジェイコブ君の入団は長期療養中の子供の自立支援とコミュニティの創出を図るNPO法人「Being ALIVE Japan」(東京)の「TEAMMATES」事業の一環で、チームでは昨季までの楠本陸人君に続き、2人目。
入団式で大阪のジャージーを着用し、チームへの貢献を誓う高橋理恩ジェイコブ君(中央)。左は高野一成ゼネラルマネジャー=大阪市住之江区父がニュージーランド人のジェイコブ君にとってラグビーは身近なスポーツといい、入団式で「(楽しみは)キックとタックル。みんなを元気にさせたい」と抱負を述べた。
昨季は1部11位だった大阪は浦安(旧NTTコム、今季2部)とのチーム再編で活動を社員選手中心に縮小。日本代表LOヴィンピー・ファンデルヴァルト(33)ら17選手が退団し、浦安からの加入6人を含めた計44人の選手で3部から再出発する。
LO杉下暢主将(30)は今季の目標を3部優勝と2部昇格と掲げ、「新しいスタイルを確立し、結果を残したい。ワクワクするラグビーをしたい」と力を込めた。
今季は12月17日に大阪・ヨドコウ桜スタジアムで九州(旧九州電力)との初戦を迎える。
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