〝村神様〟は、ポストシーズンも燕党の願いをかなえ続ける。日本選手最多となるシーズン56本塁打を放ち、令和初で史上最年少の三冠王に輝いた今季。4番打者としての責任は重くなるばかりだが、「プレッシャー、期待はすごくかけられる。それに応えるのも4番の仕事」と事も無げに言い切り、チームを29年ぶりのリーグ連覇に導いた。
村上は外角のボールを逆らわずに左翼席へ。藤浪を攻略した(撮影・中井誠)有言実行―。言葉にしたことを次々と現実にしてきた。ファイナルステージ開幕前日の11日、CSでの初本塁打について「もちろん打てればいい」と宣言。約束を果たした。
7月下旬には2018年の同期入団、塩見とある誓いを立てた。7月は新型コロナウイルス感染で主力が離脱し、7勝13敗と大きく負け越した。村上は「8月はマジで気合を入れていきましょう」と伝え「8月はホームラン18本打ちます」と言い切った。
月間18本塁打は、13年にシーズン60本塁打のプロ野球記録を樹立したバレンティンが同年8月につくった球団記録。優勝に導くため、高いハードルを自ら設定した。