(セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第1戦、ヤクルト-阪神、12日、神宮)ヤクルト・小川泰弘投手(32)が6回⅔を投げて6安打1失点の好投をみせた。
「すごくいい緊張感をもってマウンドにあがることができた。大事な初戦なので主導権を握れるように初回から飛ばして投げました。最少失点で投げることができましたし、試合はつくれたかなと思います」
強気に攻めて打たせて取る投球。直球を両コースに投げ分け、先制点をもらったあとの二回は先頭で大山に二塁打を浴びたが、原口を13球ねばられた末に空振り三振、佐藤輝を中飛、糸原を右飛に抑え込んだ。六回に島田の中前適時打で1点を返されたが、追加点は許さず。燕のエースが大事な初戦で力を発揮した。