釜山国際映画祭にて舞台挨拶を行った左から、岸井ゆきのと三宅唱監督 女優、岸井ゆきの(30)が9日夜、開催中の「第27回釜山国際映画祭」(14日まで)で主演映画「ケイコ 目を澄ませて」(12月16日公開)が公式上映され、海外映画祭デビューを果たした。
特別企画プログラムに出品された同作は、聴覚障害と向き合いながらリングに立ったプロボクサー、小笠原恵子さんの生き方に着想を得た物語。
主人公のケイコ役を演じた岸井は三宅唱監督と登壇し、「アジアで最初のプレミアをご鑑賞いただきありがとうございます。この日を待ち望んでいたので感無量です!」と大感激した。
役作りでボクシングを3カ月間猛練習し、「トレーニング中は体づくりのために糖質制限をしていた」などと明かした。
練習で岸井とリングに上がった三宅監督から「殴るわけにはいかないので遠慮してガードばかりしていたら、岸井さんから『なぜ本気で殴ってこないのか、なぜ真剣に向かってこないのか』とまっすぐ言われました」とたぐいまれな〝闘魂〟を絶賛していた。
この記事をシェアする