手形早押しで104枚を記録し、ギネス世界記録の認定証を手にした宮城野親方 日本相撲協会は6日、東京・墨田区の両国国技館で「大相撲ファン感謝祭2022」を開き、横綱照ノ富士(30)ら幕内力士、親方衆らが一堂に会し、約5000人の来場者と交流した。
協会による感謝祭の開催は17年ぶり。イベントも実施され、「手形早押し」のギネス世界記録挑戦では、元横綱白鵬の宮城野親方(37)が104枚を記録し、従来の85枚を大きく上回った。
手形早押しは右手に墨をつけ、介添えが色紙を飛ばして1分間で押した手形の数を競い、照ノ富士は74枚、大関御嶽海(29)は75枚だった。宮城野親方は「2人には負けたくなかった。久しぶりにいい緊張感を味わえた。やっぱり勝負だからね」。元横綱の面目躍如となった。
同親方は令和3年12月に幕内優勝回数(45度)など5つの項目がギネス世界記録に認定されており、自身によれば8枚目の認定証を手にして「2桁(認定)は欲しい。また1枚ずつ増やしていこうかな」。感謝祭は7日も行われる。(奥村展也)
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