アスレチックス戦の5回、カペルを投ゴロに仕留めガッツポーズするエンゼルス・大谷=アナハイム(共同) エンゼルス4-2アスレチックス(29日、アナハイム)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(28)は「3番・投手兼DH」で投打同時出場。八回2死までノーヒットノーラン。惜しくも記録達成はならなかったが、8回を投げて2安打無失点、10奪三振で15勝目(8敗)。打っては一回にタイムリーを放つなど4打数2安打1打点で打率を・275に上げた。
大谷がノーヒットノーランまで4人と迫ったことで、リーグ記録に並ぶ61本塁打を放っているヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)とどちらが今季のア・リーグMVPにふさわしいかの論争が再び過熱している。
ピッツバーグ・ポスト・ガゼット紙のジョー・スターキー記者は「オオタニが満票でア・リーグMVPを獲得するべきだ」と題した記事を掲載。ナ・リーグ球団、パイレーツの地元紙でエ軍寄りでも、ヤ軍寄りでもない〝中立地〟の記者が猛烈に大谷を推した。
同記者は「大谷は本塁打、打点、長打率、OPSでアメリカンリーグのトップ6にランクインし、最高の奪三振投手のひとりだ」と説明。規定投球回に1イニング足りていないが、9イニングあたりの奪三振率で11・94と先発投手では最高レベルにあることを強調した。
「ジャッジが61本塁打を打ったことは正当に祝福する。でも、申し訳ないがオオタニが昨季同様に満票でMVPを獲得するべきだ」とジャッジの61本塁打を評価。「ほかのシーズンであればジャッジが満票でMVPを獲得するべきだが、今季のジャッジに与えたら投票者が大谷の野球史上最高のシーズンを故意に見逃してしまうことを意味する」と大谷支持の姿勢を強調した。