真風からプレゼントされたピアスを身に着け退団会見を行った潤花 来年6月で宝塚歌劇団を退団することを発表した宙組トップ娘役、潤花(じゅん・はな)が29日、宝塚市内で会見を開いた。
真っ白なロングドレスに身を包んだ潤は、昨年の誕生日にトップスターの真風涼帆からもらったピアスを着け登場。添い遂げ退団を決断した理由に2021年4月トップお披露目公演「Hotel Svizra House」を振り返り、「初日の幕が開いたときに真風さんに出会わせていただいた奇跡のようなご縁に感謝と思っておりまして、出会えたことが私にとって大きな財産。その時から最後まで真風さんとご一緒させていただきたいと強く思っておりました」と語った。
潤は2016年に入団し、雪組配属。20年に宙組に組替えし、翌年に真風の2人目の相手役としてトップ娘役に就いた。清楚なルックスでダンスが魅力の娘役として活躍してきた。
在団7年での退団となるが「時間の長さというよりも真風さんと最後もご一緒させていただくことに大きな価値と財産を感じておりますので、最後まで責任感をもって真風さんの隣を務めさせていただきたいと思います」と気を引き締めた。
退団公演は来年3月に兵庫・宝塚大劇場で開幕する「カジノ・ロワイヤル~我が名はボンド~」で、東京宝塚劇場の千秋楽をもって退団となる。
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