森保監督はFWの選手選考に最後まで悩むだろう。米国戦の前田のように前線からのプレスがハマるのであれば、前田が有力だが、スペイン、ドイツは簡単にハイプレスがハマる相手ではない。となると中盤でブロックをつくり、少ない決定機をものにできる選手が必要となる。大会直前まで各選手のコンディションをみて、選考することになるだろう。
鎌田大地(左)残り2カ月。いろいろな意見のあった日本代表だったが、ようやく形が見えてきた。スター選手がいない分、チーム力で勝負するしかない。日本は失うものはない。本番でのサプライズに期待したい。 (元J1清水監督)
■ズドラヴコ・ゼムノビッチ(Zdravko Zemunovic) 1954年3月26日生まれ、68歳。ユーゴスラビア(現セルビア)出身。現役時代は国内リーグなどでプレー。引退後はオシム元日本代表監督が当時指揮を執っていたチームの2軍監督などを歴任し、95年に初来日。2000年12月に清水の監督に就任すると同年度の天皇杯準優勝し、翌年度の同大会で優勝を飾る。ゼロックス・スーパーカップも2度制覇。戸田和幸をボランチにコンバートして才能を見いだすなど、日本代表4選手を輩出。千葉県協会テクニカルアドバイザー、VONDS市原(関東1部)監督、J3岐阜、讃岐監督などを歴任し、現在は兵庫・相生学院高を指導。
この記事をシェアする