格闘技興行「超(スーパー)RIZIN」が25日、さいたまスーパーアリーナで行われた。メインイベントで、ボクシングルールのエキシビションマッチに出場したプロボクシング元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(45)=米国=への花束贈呈で「ごぼうの党」の奥野卓志代表(48)が花束をリングに投げ捨てた行為について、RIZINの榊原信行CEO(58)が謝罪した。
メインイベント直前の花束贈呈にはかま姿で現れた奥野代表は、メイウェザーの目の前で花束を投げ捨てた。この行為に会場は騒然となったが、メイウェザーは何事もなかったかのように花束を拾い上げ、セコンドに手渡した。
「超RIZIN」に続いて行われた「RIZIN」の途中でリングに上がった榊原CEOは「本当に情けない、恥ずかしい行為を働いた人間がいます。リングの中は本当に神聖な場所だし、命を懸けて闘う選手たちに、どちらを応援する、どちらのファンだとか関係なく、礼節を持って対応するべきだとそう思っています。本当に品性下劣な男をこのリングに上げたことを、この場を借りておわびしたいと思います。すみませんでした。本当に悔しいです」と謝った。
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