逆転弾を放って、ベンチに向かってガッツポーズをするソフトバンク・柳田=ペイペイD(撮影・村本聡) (パ・リーグ、ソフトバンク-ロッテ、21回戦、23日、ペイペイD)ソフトバンク・柳田悠岐外野手(33)が逆転の22号2ランを放った。1点を追う七回1死一塁、東條の147キロを左中間席にまで運び去った。一気に試合をひっくり返すと、打った瞬間に自軍のベンチに向かって何度もガッツポーズ。ファンも総立ちとなり着点を見送り、逆転を喜んだ。
「打ったのは真っすぐです。MAX集中でいきました。終盤に逆転の一本となってよかったです」
二回、四回と得点圏に走者を進めながらも無得点。六回無死三塁でも3者連続三振ともどかしい展開が続いていたが、キャプテンの一撃が全てを振り払った。勝てば優勝へのマジックは「6」となる試合。まさに値千金のアーチだ。
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