8回、2点本塁打を放った阪神のメル・ロハス・ジュニア=甲子園球場(撮影・安部光翁) (セ・リーグ、阪神6-2中日、25回戦、阪神13勝12敗、12日、甲子園)阪神が打ち勝った。打線は0-1の一回、大山が右前適時打を放ち、すぐに同点に追いつく。中日先発・柳の前に好機を作りながら、なかなか勝ち越せない展開が続いたが、六回1死満塁で代打・マルテが値千金の2点左前打。七回は佐藤輝も適時打、八回には代打・ロハスが9号2ランを放って突き放した。
6回、投球する阪神・カイル・ケラー=甲子園球場(撮影・甘利慈)阪神先発の才木は球数を擁しながらも粘って5回4安打1失点。六回からはケラー、岩貞、湯浅、加治屋とつないだ。ケラーは来日初勝利をマークするなど、助っ人が活躍した。阪神は中日との今季最終戦に勝利し、中日相手にシーズン勝ち越し。試合のなかった4位広島、ゲーム差なしの5位巨人とは2ゲーム差に。クライマックスシリーズ進出へ負けられない試合をものにした。
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