ファーストピッチセレモニーに登場する冨林勇佑(撮影・岩川晋也) 世界初の『eスポーツレーサー兼リアルレーサー』として活動中の冨林勇佑(26)が7日、三友商事株式会社協賛の「エアバスターデー」として行われた阪神-ヤクルト(甲子園)のファーストピッチセレモニーに登場した。
ボールはストライクゾーンを外れて高めに浮いたが、ノーバウンドでキャッチャーまで届いた。「(ホームまで)遠かったですね。思いっきり投げようと思って、投げられたのはよかったんですけど、非常に変なところにいってしまって、ノーバンだったからよかった」とほっとした様子だった。
元阪神のマートンや鳥谷、能見らのファンで野球観戦も趣味という。レースとは「全然違いますよ。こっちの方が100倍緊張します。レースって広い会場で、多い時8万人くらいのお客さんが来てくれるんですけど、野球ってある意味限られたフィールドでたくさんの方がいらっしゃる。その中で投げられるのは僕としても貴重な経験」と語気を強めた。
そして「今後あんまりいろんなことに動じなくなるのかなみたいな、すごくいい人生経験になるのかなと。このような機会をいただいた阪神の方、エアバスターの関係者の方に感謝したい」と声を弾ませた。
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