陸上の世界最高峰シリーズ、ダイヤモンドリーグ(DL)第9戦は6日、ポーランドのシレジアで行われ、男子100メートルは世界選手権で日本選手初の決勝進出を遂げたサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が10秒15で7位だった。向かい風0・7メートルの条件下で、トレイボン・ブロメル(米国)が9秒95で制した。
男子100メートルのサニブラウンは後半に精彩を欠き、7位に終わった。まずまずのスタートを切ったが、中盤以降が伸びず「40メートルぐらいまでは良かったが、そこからうまく切り替えられなかった」と残念がった。
世界選手権の同種目で日本選手として初めて決勝に進出した後、初の大会。23歳の実力者は、長めの距離の練習を積んでいなかったことも挙げ「少しでも油断すると、加速のパターンが崩れてしまう」と自己分析した。(共同)
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