通算5アンダーの137と伸ばして5位に浮上した山下美夢有(AP) 女子ゴルフのメジャー最終戦、AIG全英女子オープンは5日、英北部ガレーンのミュアフィールド・リンクス(パー71)で第2ラウンドが行われ、10位でスタートした山下美夢有が1イーグル、3バーディー、2ボギーの68で回り、通算5アンダーの137と伸ばして5位に浮上した。
通算4アンダーで7位に後退した渋野日向子(AP)単独首位で出た2019年大会覇者の渋野日向子は73とスコアを二つ落とし、通算4アンダーで7位に後退した。畑岡奈紗と堀琴音は通算2アンダーで17位。前週のスコットランド・オープンで米ツアー初勝利を挙げた古江彩佳は通算4オーバーの66位で予選通過ラインに1打及ばなかった。
田仁智(韓国)が通算8アンダーで単独トップに立ち、1打差でアシュリー・ブハイ(南アフリカ)ら2人が続く。(共同)
◆山下美夢有の話 初めての海外メジャーで、まさかこんな上位で戦えると思っていなかった。うれしい。リンクスなので攻め方が違って楽しい。決勝ラウンドも風次第。しっかり風と戦って、少しでも上位で戦いたい
◆渋野日向子の話 「落としてもおかしくないホールがたくさんあったので、個人的にはよく耐えたラウンドだったと捉えている。4日間プレーできることがうれし過ぎる」
◆堀琴音の話 「4番で先にバーディーが来て、いい弾みになった。初めて海外メジャーで予選通過できて、それが一番うれしい。この位置は自分でもびっくりしている。1回はアンダー(パー)を出したいと思っていたので、出せて良かった」
◆勝みなみの話 「ボギーがめっちゃ来た。後半は、バーディーが取れたら予選を通れると(思い)、小さいゴルフになってしまった。すごく後悔している。今年は米ツアーの予選会を受けるので、この経験は生きると思う」
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