海の星の王子リーパ(京本大我)は、王位継承を告げられ葛藤する(松竹株式会社提供) SixTONESの京本大我(27)が5日、東京・新橋演舞場で主演ミュージカル「流星の音色」に出演した。関係者の新型コロナウイルス感染で2日遅れの4日に開幕し、困難な状況でもカンパニーを引っ張るアイドルは「素敵なラブストーリーに仕上がった」と堂々宣言。演出のジャニーズ事務所・滝沢秀明副社長(40)は「心強い座長になった」と成長に目を細めた。
♪まるで夢のよう 何もかもが色付いて見える-。京本が終盤に自ら作詞作曲したテーマ曲「星と星が出逢う夜」を熱唱すると、観客の誰もが織姫のように〝彦星〟の姿にほれぼれした。
「流星の音色」は七夕の7月7日だけ橋が架かる2つの星を舞台に、初恋と悲劇を描くオリジナル・ファンタジー作品。
2日に開幕予定だったが、複数の関係者の新型コロナ感染で3日までの公演が中止に。強引に予定通り初日を迎えることもできたが、京本の「完璧な状態を見せたいから冷静に判断しよう」という一言で見送った。本紙などの取材に応じた滝沢氏は「主演だったら、ここまで準備してきてやりたいもの。中止の判断はなかなかできない」と頼もしい姿に感心した。
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