アスレチックス戦の5回、中前打で出塁したエンゼルス・大谷=アナハイム(共同) エンゼルス7-8アスレチックス(4日、アナハイム)米大リーグ、エンゼルス大谷翔平投手(28)は「2番・DH」でフル出場し、一回の第1打席に先制23号ソロ、七回の第4打席にも右越え24号ソロを放って今季5度目の1試合マルチ本塁打をマーク。エンゼルス打線は7本の本塁打を量産したがすべてソロで、チームは7―8で敗戦。不名誉な球団記録を更新した。
MLB公式サイトはこの日、「二刀流スターのショウヘイ・オオタニはこの日のアスレチックス戦で2ホーマーを放って(前日の登板後にけいれんを発症した)右前腕が問題ないことを示した」と伝えた。さらに「エンゼルスはこの日のアスレチックス戦でシーズン最多タイとなる7本塁打をマークした。しかし、それでも十分ではなかった。本塁打はすべてがソロとなり、本拠地でのシリーズ最終戦7-8で敗れた」と試合経過を報じた。
同サイトによると、7本塁打をマークしての敗戦は1985年4月23日(同24日)のアスレチックスでの6本塁打で敗れた試合を抜いて、球団ワーストを更新。またメジャー史上6チーム目となる7本塁打以上をマークしての敗戦となり、昨年7月28日(同29日)にツインズが7本塁打を放ちながら14-17で敗れたタイガース戦以来となったという。
敗れたエンゼルスのネビン監督代行は「打線はとてもよく振れていたと思う。7本のソロ本塁打と2安打…。そんなのはいままで見たことない。ソロ本塁打じゃ勝てないといわれているが、それでも7本打てばと思ったが、われわれにとってうまくいかなかった」とコメントしたという。
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