巨額投資トラブルで活動を自粛中のTKO・木本武宏(51)が法的手段を取ろうとしているのは不動産関連の投資をさせていた男性だったことが29日、分かった。
個人事務所によると、木本が投資していた人物は2人いて、1人はFX(外国為替証拠金取引)、もう1人は不動産関連に投資するため、後輩芸人らから集めていた金を預けていた。ただ、FXの投資をさせていた投資家とは「トラブルが解決した」としている。
2人の投資家のうち1人は、2、3年前に知り合った30代後半の男性で、金融商品取引法で義務付けられた届け出をしていない無登録業者だった。当初は収益の配当金もあったが、昨年末あたりから滞るようになり、連絡がつかなくなった。木本は資金が実際に運用されていたかどうかを見極めた上で、民事訴訟を起こし、刑事告訴も視野に入れている。
また、木本がMCを務めるBS11「アプリ学院!」(火曜後11・0)が29日、番組公式サイトで放送終了を発表した。同番組は、テロップを入れて放送予定だった木本出演の26日放送回の中止を前日の25日に急きょ決定したばかりだった。
代役のMCを立てて15日に収録を行っていた8月分の放送については関係者らと協議を続けていたが、こちらも中止することが決まり、騒動発覚後、一度もオンエアされることなく番組終了となった。